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空き家を放置するとどうなる? ~リスクと所有者の責任を解説~

空き家を「そのまま放置しても大丈夫」と思っていませんか? 実は、適切に管理されていない空き家は、周囲に悪影響を及ぼすだけでなく、所有者に大きな責任や負担が発生するリスクがあるのです。

目次

空き家を放置することによる主なリスク

1. 建物の老朽化による倒壊・事故の危険

風雨にさらされ続けた空き家は急速に老朽化し、屋根や外壁の崩落、ブロック塀の倒壊などにつながります。もし通行人や近隣住民がけがをした場合、所有者に損害賠償責任が生じる可能性があります。

2. 火災や不法侵入のリスク

空き家は放火や不審火の標的になりやすく、また、ホームレスや不法占拠者が侵入するケースもあります。火災や犯罪の発生源になることで、地域住民とのトラブルにも発展します。

3. 景観・衛生の悪化

雑草の繁茂、ゴミの不法投棄、害虫・害獣の繁殖などで、近隣住民に迷惑をかける可能性があります。「近所迷惑になる家」として苦情や通報が増えれば、自治体から指導や勧告を受ける場合も。


所有者に求められる責任とは?

● 民法上の責任

民法第717条により、建物の管理不全で第三者に損害を与えた場合、所有者は損害賠償責任を負います。たとえ空き家で住んでいなくても、「所有しているだけ」で責任があるのです。

● 行政による強制措置の可能性

「空家等対策の推進に関する特別措置法」により、危険な状態にあると判断された空き家は「特定空家」に指定され、以下の措置が取られる可能性があります:

  • 修繕・撤去等の勧告・命令
  • 行政代執行による強制解体(費用は所有者負担)
  • 固定資産税の住宅用地特例の解除(課税額が最大6倍に)

空き家所有者がとるべき対策

  1. 定期的な巡回・点検を実施
  2. 草木の剪定やゴミ清掃を行う
  3. 不審者侵入対策(施錠・警告看板など)
  4. 管理委託や空き家バンクへの登録を検討
  5. 売却・解体・利活用の検討

まとめ

空き家を「使わないから放っておく」は通用しない時代です。思わぬトラブルや経済的損失を防ぐためにも、所有者としての責任ある管理が求められています。

もし管理にお困りであれば、地域の自治体や専門業者に相談してみましょう。空き家問題は「放置すること」こそが最大のリスクです。

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